ダブルバトルといえばWCSの決勝戦が記憶に新しいことだと思われます
今までの試合を見て、「今までダブルをやっていなかったけどやりたくなった」という方もいるのではないでしょうか
ですが、始めようにもダブルバトル用のポケモンを育てなければいけないと考え躊躇する方もいるでしょう

今回は「新しくダブルバトルを始めたい!」という方を対象に
ダブルバトル初心者でも扱いやすく強い構築を載せたいと思います

その構築がこちらです

構築5

シングルからの個体流用がしやすく、過去作品がなくとも厳選が可能なポケモンを選びました
(詳細は続きに)
メガガルーラ
ガルーラ@ガルーラナイト

性格:陽気
特性(メガ進化前):肝っ玉
特性(メガ進化後):親子愛
努力値:4‐252‐0‐×‐0-252
実数値(メガ進化前)181‐147-100-×-100-156
実数値(メガ進化後)181‐177-120-×-120-167
恩返し/不意打ち/グロウパンチ/猫騙し

解説
テンプレそのものといったメガガルーラです、個体流用も一番やりやすいかと思われます
メインウェポンの恩返しは捨て身タックルと選択で良いでしょう
不意打ちは入れておいて損になることはないでしょう、高速紙耐久ポケモンを縛ることができます
グロウパンチは相手の鬼火や威嚇をケアすることもできるので強力な技です
また、猫騙しはダブルバトルにおいて重要な技なので必ず搭載させましょう


ガブリアス
ガブリアス@ゴツゴツメット
特性:鮫肌
性格:陽気
努力値:4-252-0-×-0-252
実数値:184-182-115-×-105-169
ドラゴンクロー/地震/岩雪崩/守る

解説
メガガルーラへの対策でゴツゴツメットを持たせてあります、他にはラムの実が候補に挙がるでしょうか
ダブルバトルでの逆鱗は攻撃対象がランダムなため安定せず、メインウェポンはドラゴンクローとなります
そしてタイプ一致で全体を攻撃できる地震、リザードンYへの遂行技である岩雪崩
あとは様子見やアドを取るために重要な守るをいれた構成となっています
基本的には浮いているポケモンを隣に並べ、上から相手の弱点を突いたり竜技で攻撃すると良いでしょう


ファイアロー
ファイアロー@命の珠
性格:陽気
特性:疾風の翼
努力値:0‐252‐4‐×‐0-252
実数値:153‐133-92-×-89-195
ブレイブバード/フレアドライブ/挑発/守る

解説
先制ブレバで相手を蹂躙するポケモンです、相手のトリックルームを封じるという意味で挑発を搭載しました
そのため、最速ファイアローとなっています
この構築においてのファイアローは自由に技や努力値を変えても問題ないと思われます
鉢巻HAアローに変えても十分活躍が見込めるでしょう


ゲンガー
ゲンガー@気合の襷
特性:浮遊
性格:臆病
努力値:4-×-0-252-0-252
実数値:136-×-80-182-95-178
シャドーボール/ヘドロ爆弾/鬼火/守る

解説
ガルーラやガブリアスの相棒となるゲンガーです、先発から鬼火で相手の物理アタッカーを機能停止させたり
エスパーやフェアリーに打点を取ることができます
不意打ちを覚える強力なポケモンには鬼火をすれば殆どが機能停止するので非常に強力です


サーナイト
サーナイト@拘りスカーフ
特性:テレパシー
性格:控え目
努力値:84-×-4-196-4-220
実数値:154-×-86-187-136-128(192)
ムーンフォース/マジカルシャイン/サイコショック/シャドーボール

調整
タブンネ様のブログ『今まで倒したタブンネの数を僕等はまだ知らない』にあった
スカーフサーナイトの調整の記事にある調整を参考に改訂しました

H A252振り陽気珠ファイアローのブレイブバードを乱数上から4つを引かなければ耐える
C ムーンフォースでD4振りガブリアスを確定
S スカーフ込みで最速ゲッコウガ抜き


解説
こればかりは流石に新しく用意しなければいけませんが非常に強力なポケモンです
特性がテレパシーなので味方のカブリアスが地震をしてもダメージを受けません

フェアリーの一貫性が取れているときはマジカルシャインで一掃することができます
また、タイプ一致で特殊受けにも強いサイコショック
エスパータイプへの打点となるシャドーボールを搭載させました
ただ、Cはあまり高いとは言えないので確実に弱点をつけるよう動きましょう

調整に関してですがH実数値を調整するときでなければ必ずBDに4ずつ振るようにしましょう
そちらの方が効率がいいからです

事実サーナイトの場合は陽気珠ファイアローのダメージで比較すると
H92振りは乱数上から5つを引いてしまうと倒れるのに対し
H84 B4振りでは上から4つで確定になります

このように、Hを8落としてBDに振り分けるとダメージが変化することが多いので
HBD個体値がVであればぶっぱや調整でない限りBDに4振り分けて努力値を振るようにしましょう


ミトム
Wロトム@オボンの実
特性:浮遊
性格:図太い
努力値:252-×-100-44-20-92
実数値:157-×-154-131-130-118
ハイドロポンプ/10万ボルト/鬼火/守る

調整
@かぼちゃ様のブログ『@かぼちゃのブロマガ』 にあった
【ポケモンXY】メモ用HBベースオボン水ロトムの調整の記事を参考にしました

B 11n調整
C ハイドロポンプでH252振りファイアローを確定
  10万ボルトでH252振りマリルリをオボン込みで確定2発
S 準速ハッサム抜き調整


解説
このPTで唯一の相手の攻撃を受ける前提のポケモン
Wロトムは耐性が優秀でこのPTでは苦手となりやすいファイアローを見ることができます
技構成はメジャーな構成となっており、マリルリやクチートの様な鈍足物理アタッカーに強いです

Sに関しては多くのクレセドランを抜くために他のロトムより少し多めに振りました
これによって上からのハイドロポンプで安定した打点を取れます



基本的な立ち回りの解説

先発はいくつかパターンを作れますがオススメは
ガブリアス+サーナイトorガブリアス+ゲンガー
orガルーラ+ゲンガーです

相手のPTにサーナイトで弱点をつけるポケモンが多い場合は積極的に先発にしましょう
ただし、相手にガルーラやファイアローがいる場合は活躍させるのは難しそうです

その場合はガブリアス+ゲンガーの選出が良いでしょう
1ターン目でゲンガーは守り、相手の肝っ玉猫騙しやブレイブバードをやり過ごします
ガルーラがガブリアスに猫騙しをしてきたら鮫肌で削ることができるのでこちらにも利点ができます
ガブリアスは岩雪崩でファイアローを処分できたら御の字です
鬼火搭載ファイアローが怖い場合はラムを持たせると良いでしょう


これらはあくまで代表的な例です、自分でどういった選出を行えばいいのか対戦を重ねて徐々に覚えていきましょう
また、 このPTで勝率が安定してきたらほかのポケモンなども考えてみたりするのも良いでしょう

このPTからダブルバトルを極めるための第一歩を踏み出してみてはどうでしょうか